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市販の白髪染めと美容室の白髪染めの違いについて

白髪染めを含めたヘアカラーとしてお答えします

お家での市販ヘアカラーと美容室での美容師が行うヘアカラーその違いは、

お家でのヘアカラーは自身でスーパーや薬局、通販等でカラー剤を選び、自身の判断で、自身(またはお家の誰かに)で塗布を行い、説明書に書いた大まかな時間等で自己判断で流し、添付や普段お使いのヘアケア剤等で仕上げを行うと思います。

美容室でのヘアカラーは、美容師に相談し、希望と髪質に合わせたカラー剤を美容師が選定し、髪の状態に合わせた塗布順序、塗布量を考慮した上で塗布が行われ、染まりムラ、発色不足等がない様にチェックした上、必要最短時間で流し、専門的なケア薬剤で色味の定着、ダメージを最低限に仕上げを行います。

薬剤自体も細かい事を言うと違いますが、大きな違いがあるのはその薬剤の選び方と、塗布技術、途中チェック&補正、事後処理、です。

特に白髪への対応は黒髪と白髪が混在した状態を染める施術です、
白髪と黒髪の混在%、部分的に集中した白髪の分布、髪質、ダメージ、を踏まえお客様のご希望に添いご提案するのは、美容師でも経験値が必要だと痛感しております。

また自分で購入したら1000円程の薬剤費に対し、美容師が高い技術料を頂き施術する意味も、様々な配慮をしながらお客様の希望にどれだけ近づけるか、そして結果に価値を感じていただけるか、それは基本的な使命であると思っています。

美容室でのファッションカラーと白髪染めの違いについて

よく聞かれますが、薬剤的な違いの意味合い、染め方アプローチ的な施術方法での違いという意味合い、お客様の疑問にその二つがある様に思います。

最初に薬剤的違いをお答えします、

ファッションカラー、白髪染めを一般的によく使われる、二剤式アルカリ性、二剤式弱酸性のカラー剤(永久染毛剤と言います)として説明します、

Violaでは永久染毛剤は美容室専売品であるデミコスメティック社のトイロクション、アソート、アソートアリア、アソートアリアエトレ、ホーユー社のプロマスター、H.E.と取り扱っています、

二剤式のヘアカラー剤は薬剤のタイプは違えど、その作用順序に関しては大差無く、脱色、染色を一度の染毛で同時に行う薬剤です。

二剤式のヘアカラー剤は黒髪を明るくする脱色作用、明るくなった髪に色味を発色させる染色作用、白髪に対応した薬剤の場合、白髪に色味を発色させる染色作用、それぞれをバランスさせています。
(ブリーチというのは脱色脱染のみを行う薬剤です)

ファッションカラー剤は明るさと透明感のある色味を表現するのが得意なカラー剤、白髪染めは白髪への色素補充のバランスが得意なカラー剤、得意とするヘアカラーの目的が違います。
目的は違えど同じお薬ですので、お客様の希望により使い分けます
より希望に近づける為、知識経験を元に混合して使う場合も多々あります

これが薬剤の違いです。

次はファッションカラー、白髪染めの染め方、アプローチの違いに関して

お店でカウンセリングをしていて良く思うのは白髪のお悩みに関してお客様の思いは十人十色であり、同じ様な白髪の量や見え方でも白髪の見え方を気にされている度合いは、お一人お一人で全く違うと言う事、それによって施術方針、施術方法を変えています、

実際のサロンでのヘアカラーは、お客様のなりたい髪色の希望をお聞きし行いますので、漫然と白髪染めを希望されているお客様でもお話を聞いてみれば、白髪染めを選択しない方がいいといった場合も多いです、

白髪の%が多く薄らと色味を補充するだけでとてもイメージがよくなる場合や、ベースの黒髪を明るくしたら白髪がそれ程気にならなく、白髪染めを使わない方が色味に濁りのないイメージの良いヘアカラーとなる場合、フェイスラインに白髪が集中していてそこは白髪染めを行い、他は明るさ色味を重視したファッションカラーで行う場合やハイライトを表面に入れるだけで白髪のカモフラージュが出来かつ人と違う素敵なヘアカラーとなる場合逆に一本でも白髪の存在が見えたら気になるからしっかり染め上げる場合等、対応が皆様違います、

同じ様な状況であってもお客様が変わればアプローチは十人十色

これが白髪の対応の難しい部分でもあり、面白い部分、やり甲斐を感じる部分でもあるなと思っています。

Violaではそれぞれのメリットを活かしたり、デザインでより素敵に仕上げたりなど、ファッションカラー、白髪染めに捉われず、お客様の希望に寄り添ったスタイルのご提案をさせて頂きます。

白髪染めに際しての、ファッションカラー・白髪染め・ハイライト・ヘアマニキュア・ヘナ・オーガニックカラーのどれが良いか

ファッションカラーは明るさと透明感のある色味を表現するのが得意なカラー剤、黒髪を白髪の明度に近づけクリアな色を表現したり、白髪率が高い場合1剤と2剤の組み合わせや弱酸性タイプの使用で、低ダメージに色を表現する事もできます。

白髪染めは白髪への色素補充のバランスが得意なカラー剤、明るい髪色にはしたいけど白髪は染めたいという希望に、暗く染め過ぎず先の褪色加減を想定しながらの染めが今の主流です。

ハイライトは既存のベースよりも高明度なカラー剤、ブリーチを用いて、毛束感、流れ、部分的なアクセント、白髪のカモフラージュ、根本が伸びてきた際の馴染みを良くする等、目的、ハイライトの取り方によって狙った効果を出します、白髪の場合はハイライトだけでカラーすると言うより、他カラー手法と組み合わせて行う場合が多いです。

ヘアマニキュアは髪の表面にコーティング染着するタイプのカラー剤です、
ベースを明るくする必要が無い場合、地肌が敏感、ヘアカラー剤にアレルギーがある場合、ダメージが気になる場合等、明るさを求めない場合、白髪率が高い場合は明るく染め上げる事も可能でメリットも多く、提案に含む場合も多いです。

ヘナ、オーガニックカラー(草木染め等)はViolaでは現在取り扱いをしていません。
主な理由は繰り返す事で髪への色素残留が強く残り、他ヘアカラーへのチェンジが容易では無い為、これが大変大きな理由です、
ヘナ、オーガニックカラーを自宅で行なっているお客様への、サロンでのカラー提案も幅が狭くなる為、基本的にオススメはしていません。

どういった染め方が良いのか、それは希望のヘアデザイン、髪色、髪質、白髪率、ダメージ、アレルギーの有無、等、諸々の条件を踏まえ最良の選択を行います、
またその希望や条件も回数を重ね変化していく為、定期的なカウンセリングの見直しを意識して行なっています。

明るい白髪染め、白髪ぼかしとは

よくお客様の希望されるヘアカラーの中に明るい白髪染めや白髪ぼかしがあります、
昔ながらのベタッとした暗めの白髪染めが嫌だというお客様も多いので、そうならない様にと相談されます、

白髪を染める方法に【 隠す ぼかす 活かす 】と言う3種類の考え方があります、

隠すは白髪と黒髪の明度差を無くし、白髪の存在を隠す方法です、
昔ながらの白髪染めがこの方法に当てはまります、暗く染めると伸びて来た際境目がクッキリ出てとても気になります
でも真っ黒やダークブラウン、暗めのヘアカラーしかできない訳でもなく、髪質や白髪率によってはこの方法でも明るい白髪染めは可能です、

ぼかすは白髪の存在は隠し切らず、淡く染めたり、周りの黒髪を明るくしたり、ハイライトを入れたりと、その白髪と黒髪の見え方をぼかす方法です
白髪自体は染め切らなかったり、伸びてきた際に浮く様にする事で、根本が伸びてきた際に境目が気になりにくい特徴があります

活かすは白髪が一部分に集中している、白髪率が高く完全なグレイヘアな場合、その白髪を活かしてデザインする方法です、アクセントの色味で遊んだり、メッシュ状に見せたり、淡く色を乗せたりと、白いキャンバスを活かして自由にヘアカラーを楽しめます。

白髪ぼかしという特定の染め方がある訳ではなく、上の方法を組み合わせて伸びても気になりにくい、イメージ良く人から褒められるヘアカラー、お客様の希望、お悩みに添い、白髪の量(白髪率)や髪質をふまえベストな方法を提案致します。

傷まない、安心して続けられる白髪染めとは

『白髪染めって痛むんでしょ?』とよく聞かれますが、薬剤の作用的に白髪染めが痛むという事は無いのです。
ただ、白髪という伸びて来てとても気になるなるという性質上、染める頻度が上がり、塗り分けが難しいホームカラー等では毎回毛先に薬剤を塗り込んでしまい痛みがちになるのかも知れません。(かなり傷みます)

美容室で染める場合、新しく伸びて来た部分のみを染めるリタッチも出来ますし、全体を染める場合でも、新しく伸びてきた新生部と毛先の既染部分はレベルを落としたカラー剤や弱酸性のカラー剤を使い分け、毛先にダメージが起こらないようにするのが当たり前です。

不必要に毛先に脱色力のある根元用の薬剤を重ねて塗布すると髪の毛は細く痩せます、
痩せた髪の毛はパサつきが出て、クセっぽくなったり、艶感が損なわれます、

また白髪の率が高いお客様への、境目が出やすい染め方は伸びたら直ぐに気になり、染める周期も早くなります、
染める周期が早くなると、やはり不必要に既染部分へのカラー回数が多くなりダメージに繋がります、
伸びても気になりずらい染め方は、染める周期も長くなり傷みづらさにも繋がります。

白髪というのは明度で言うと、明るい状態ですので、白髪の率が高くなると薬剤の脱色力が必要なくなります、
最低限の薬剤の力で軽くソッと色を補充するだけで良い色味にもなるし、髪の痩せも防止しダメージも最小限です。

初めて来られたお客様によくあるのが今までのヘアカラーによる色素の色濃い残留があり、一度の施術では希望の色味まで到達出来ない事があります、
脱染剤を使用し一度で出来る場合もありますがダメージを伴う為、使用出来る場合と、使用しない方が良い場合があります、
その場合、複数回で徐々に移行していきます、
希望の髪色になるまでの期間がかかりますので、その期間をお伝えしております、
ファッションカラーであれ白髪染めであれ大事なのは将来性で、一ヶ月後、三ヶ月後、半年後、一年後、髪のコンディション、色味、希望のスタイル、より良くなって行く事が大事だと思っています

Violaではそれぞれのメリットを活かしたり、デザインでより素敵に仕上げたりなど、ファッションカラー、白髪染めに捉われず、お客様の希望に寄り添ったスタイルのご提案をさせて頂きます。

白髪と上手に付き合う方法

白髪が伸びてきて、
『もう白髪染めに行かないといけない』
『3週間に1度は染めないといけない』
『忙しい中でサロンの予約をしないといけない』
等々

元々白髪のお悩みはネガティブなのですが、そのお客様に合った白髪の染め方が出来ると
『伸びても気にならない』
『人に良い髪色ですねと褒められる事が多くなった』
『2ヶ月に1度程しか染めなくなった』
『染めるのが嫌な事でなく気が楽になった』
等々

白髪のお悩みがネガティブな事からポジティブな事に変わる気がします、

そのキーポイントの一つに白髪の%があります、
白髪率が高ければ高いほど、自由度の高いヘアカラーが出来、良い色やデザイン性も出ます。
白髪が増えると良い事が増えるのです。

そう思うと少し少し気が楽になりますかね。

お客様に合った染め方で、嫌だった白髪のストレスから解放され、そのヘアカラーだから良いと褒められる
それが白髪との良い付き合い方に繋がるのかなと感じています。

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